クルアーンに登場する25人の預言者のお話。アラビア語の名前・クルアーンの参照箇所・教訓もあわせて掲載しています。
むかし、アッラーは はじめての にんげんを つくりました。その なまえは アーダムです。アッラーは アーダムを つちから つくって、てんしたちに おじぎを するように いいました。アーダムは てんごくに すんでいましたが、まちがいを してしまいました。でも アーダムは アッラーに「ごめんなさい」と いいました。アッラーは アーダムの「ごめんなさい」を きいて、ゆるしてくれました。まちがえても、ちゃんと ごめんなさい と いえば、アッラーは ゆるしてくれます。
💡 誰でも過ちを犯します。大切なのは、悔い改めてアッラーに許しを求めることです。
ヌーフは とても ながいあいだ、ひとびとに アッラーを れいはいするように よびかけました。でも ほとんどの ひとは ききませんでした。アッラーは ヌーフに おおきな ふねを つくるように めいじました。おおきな こうずいが きて、ヌーフと ふねに のった ひとたちは たすかりました。しんじつづけること、あきらめないことが たいせつです。
💡 正しいことのためにどんなに長くても諦めないこと。アッラーは忍耐強い者と共にいます。
イブラーヒームは、みんなが ぐうぞうを おがむ じだいに うまれました。でも こどもの ころから、たいようも ほしも ほんとうの かみさまでは ないと きがつきました。アッラーだけが ほんとうの かみさまです。おうさまが イブラーヒームを ほのおに なげましたが、アッラーが まもってくれました。イブラーヒームと むすこの イスマーイールが カアバを たてました。
💡 アッラーへの確固たる信仰はどんな試練にも勝ります。
ムーサーは アッラーのめいれいで エジプトの ファラオの もとに いきました。ファラオは わるい おうさまで、ムスリムたちを くるしめていました。ムーサーは「ひとびとを じゆうにしてください」と いいました。アッラーは うみを わって、ムーサーたちが あるいて わたれるように してくれました。アッラーを しんじると すごい ことが おきます。
💡 アッラーはいつもあなたと共にいます。困難が最も大きいとき、アッラーの助けが最も近いのです。
イーサーは おとうさんなしに うまれた すごい よげんしゃです。アッラーのめいれいで うまれました。イーサーは アッラーのちからで、びょうきの ひとを なおしたり、めの みえない ひとを みえるように しました。イスラームでは イーサーは アッラーの たいせつな よげんしゃです。かみさまでは ありません。アッラーだけが かみさまです。
💡 アッラーにとって不可能なことは何もありません。イーサーの誕生とその奇跡は、アッラーの全能の証です。
ムハンマドさまは やく 1400ねんまえ、アラビアの マッカに うまれました。こどもの ときに おとうさんと おかあさんを なくしました。ひとびとは かれを「しょうじきな ひと」と よびました。40さいの とき アッラーから クルアーンが おくられてきました。ムハンマドさまは にんげんへの アッラーの さいごの よげんしゃです。
💡 誠実さと慈悲はムハンマドの最も重要な特質でした。ムスリムとして、私たちはその生き方を手本とします。
イドリースは ペンで かくことを はじめた よげんしゃと いわれています。アッラーは クルアーンで イドリースを「しんじつの ひと」「たかい くらいの ひと」と よんでいます。ちしきを もとめることは アッラーに よろこばれる よいことです。まいにち べんきょうしましょう。
💡 知識を求めることは礼拝の一形態です。イドリースのように学び続ける者はアッラーに称えられます。
フード よげんしゃは、とても つよくて えらそうな アードぞくに おくられました。かれらは おおきな たてものを つくりましたが、えらそうに なって ぐうぞうを おがみました。フードは アッラーを れいはいするように いいました。でも きこうとしませんでした。アッラーは かれらに つよい かぜを おくりました。えらそうに しないことが たいせつです。
💡 傲慢さは滅亡をもたらします。アッラーの前に謙虚な者だけが真に安全です。
サーリフ よげんしゃは サムードぞくに おくられました。アッラーは サムードぞくへの しるしとして、とくべつな らくだを おくりました。かれらは「この らくだに さわっては だめだよ」と いわれましたが、その らくだを ころしてしまいました。アッラーの しるしを たいせつにしないと どうなるかを おしえています。
💡 アッラーが送られたしるしを尊重し、アッラーのものを決して傷つけてはなりません。
ルート よげんしゃは、わるいことを する ひとたちの まちに おくられました。かれは かれらに ただしく いきるように いいました。でも ほとんどの ひとは きこうとしませんでした。アッラーは わるいひとたちの まちを ほろぼしましたが、ルートと かれの かぞくを たすけました。わるいひとたちの なかでも ただしく いることが たいせつです。
💡 嘲られ脅かされても正義のために立ち続けることが、真の信者の証です。
イスマーイールは イブラーヒームの むすこです。アッラーのめいれいで、イブラーヒームは イスマーイールを いけにえに しようとしました。でも アッラーは かれを まもって、かわりに ひつじを おくりました。イスマーイールは アッラーを しんじて、おとうさんの いうことを ちゃんと ききました。あとで イブラーヒームと いっしょに カアバを たてました。
💡 イスマーイールのように完全な信頼とともに従うことが、最高の信仰の表れです。
イスハークは イブラーヒームの ふたりめの むすこです。おかあさんの サーラは とても としを とっていましたが、アッラーの やくそくで イスハークが うまれました。アッラーは どんなに むずかしいことでも できます。アッラーが やくそくしたことは かならず おきます。あきらめないで いましょう。
💡 アッラーにとって不可能なことは何もありません。どんなに遅くても、アッラーの約束は必ず実現します。
ヤアクーブには 12にんの むすこが いました。いちばん すきな むすこは ユースフでした。あるひ ユースフが いなくなって、ヤアクーブは とても かなしみました。でも かれは アッラーを しんじつづけました。ながい じかんが たって、ユースフと また あうことが できました。アッラーの やさしさを いつも しんじましょう。
💡 何十年の別離の中でも、ヤアクーブはアッラーへの希望を失いませんでした。どんな苦難の中でもアッラーの慈悲を信じ続けることが大切です。
ユースフの おにいさんたちは、ユースフを あなに なげました。ユースフは エジプトで どれいに なりましたが、かれは アッラーを しんじつづけました。アッラーの おかげで ユースフは エジプトで たいじんに なりました。あとで おにいさんたちが きたとき、ユースフは かれらを ゆるしました。ゆるすことは すばらしいことです。
💡 どんな試練の中でもアッラーを信頼し続け、他者を完全に許すことがユースフの最大の教えです。
シュアイブ よげんしゃは、とりひきで うそを つく ひとたちに おくられました。かれらは はかりを ごまかして おきゃくさんを だましていました。シュアイブは アッラーを れいはいして、しょうじきに とりひきするように いいました。うそを ついては だめです。しょうじきが いちばん たいせつです。
💡 取引における誠実さと公正さはイスラムの根本的な価値です。すべての取引でアッラーを意識しましょう。
ハールーンは ムーサーの おにいさんです。ムーサーが アッラーから めいれいを うけたとき、「おにいちゃんの ハールーンも いっしょに つれていって ください」と おねがいしました。アッラーは ハールーンを ムーサーの たすけびとに してくれました。なかまと きょうりょくして よいことを しましょう。
💡 善い仕事において互いに支え合い、温かい言葉で人々を導くことは大切な美徳です。
ズル・キフルは やくそくを まもる よい よげんしゃです。かれは まいにち おいのりして、まいにち だんじきして、けっして おこらないと やくそくしました。そして その やくそくを ずっと まもりました。アッラーは やくそくを まもるひとが だいすきです。ともだちと やくそくしたら かならず まもりましょう。
💡 約束を守り、誓いを誠実に果たすことが最も高い美徳のひとつです。
ダーウードは おおきな せんしを いしで たおした ゆうかんな わかものです。あとで かれは イスラエルの おうさまに なりました。アッラーは ダーウードに うつくしい こえを あたえて、とりも かれと いっしょに アッラーを ほめました。ダーウードは まちがえたとき、いつも アッラーに ごめんなさい と いいました。
💡 最も偉大な人でも過ちを犯します。しかし心からの悔い改めはいつでもアッラーに受け入れられます。
スライマーンは ダーウードの むすこで、アッラーから とても すごい おうこくを もらいました。かれは どうぶつや とりの ことばが わかりました。かぜや ジンも かれに つかえました。スライマーンは とても ちえのある おうさまでしたが、いつも アッラーに かんしゃしていました。ちえは アッラーからの おくりものです。
💡 スライマーンは巨大な力と知恵を持ちながら常に謙虚で感謝していました。すべての恵みはアッラーからのものです。
イルヤースは ぐうぞうを おがむ ひとたちに おくられました。かれは「アッラーだけを れいはいしなさい」と よびかけましたが、ひとびとは ききませんでした。イルヤースは あきらめないで つづけました。たとえ ひとりでも ほんとうのことを いうことが たいせつです。アッラーは ほんとうのことを いう ひとを まもってくれます。
💡 どんな反対があっても真実を呼び続けることが大切です。アッラーは揺るぎない者を称えられます。
アル=ヤサアは イルヤース よげんしゃの おでしです。イルヤースが いなくなったあと、アル=ヤサアは いっしょうけんめい ひとびとに アッラーを れいはいするように よびかけました。アッラーは かれを えらばれた よい ひとと いっています。よい ひとのことを おぼえて、おなじように よく いきましょう。
💡 先人の善い業を受け継いで続けることは偉大な献身です。アッラーはその継続を称えられます。
ユーヌスは ひとびとが きかないので、ふねに のりました。アッラーの おゆるしなしに いって しまいました。かれは くじらに のみこまれました。くらい くじらの おなかで「アッラー、ゆるしてください」と おいのりしました。アッラーは ゆるして、くじらは ユーヌスを はきだしました。どんなに くらい ときでも、アッラーは きいてくれます。
💡 どんなに暗い状況でも、誠実な悔い改めとともにアッラーに呼びかければ救いが訪れます。
ザカリーヤーは としをとっても こどもが いませんでした。でも あきらめないで、ずっと アッラーに こどもを さずけてほしい と おいのりしました。アッラーは かれの おいのりを きいて、ヤヒヤーという こどもを さずけてくれました。どんなに むずかしいことでも、アッラーに おいのりすれば かないます。
💡 どんなに不可能に思えても、ドゥアー(祈り)を諦めてはなりません。アッラーは完璧な時に祈りに応えます。
ヤヒヤーは ザカリーヤーの ふしぎな むすこです。りょうしんが とても としをとっていたのに、アッラーの めぐみで うまれました。ヤヒヤーは こどものころから アッラーを とても すきで、けいけんでした。アッラーは こどものころに クルアーンと ちえを かれに あたえました。こどものうちから アッラーを すきに なることが できます。
💡 正しい生き方はいつからでも始められます。ヤヒヤーは幼い頃から知恵と敬虔さが与えられました。
アイユーブは さいしょ とても ゆたかな よげんしゃでしたが、おかねも こどもも けんこうも すべて なくなりました。ながいあいだ びょうきに なりました。でも アイユーブは アッラーに もんくを いわずに がまんしました。「アッラー、わたしは くるしんでいます。でも あなたは いちばん やさしい かたです」と おいのりしました。アッラーは かれを ゆるして、すべてを もどしてくれました。
💡 どんなに大きな苦難でも、アッラーへの信頼を失わなければ、必ず救いが訪れます。アイユーブがその証人です。